1on1ミーティングの理想は「個別指導の塾」?!

個別指導の塾

1on1ミーティングがなぜ広がりをみせているのか

”仕事を見て盗め”はもう古い。

迷っていたり、悩んでいたりする部下に「とにかく人の仕事を見て、自分で考えて行動しろ」では回答になりません。時代は変わったのです。若い人材は売り手市場となっているので”自分が成長できない会社”と判断したら転職ができます。会社側としては、若い人材に何度も失敗を経験させてそこから学ばせる余裕が持てなくなっていたり、ネットで集客をできる代わりに情報もオープンになっていることであっという間に競合他社が増えていたり・・・様々な環境の変化が起き、今は人材育成も時間との勝負になってきているのです。最近では、人材育成の第一歩として1on1ミーティングを導入する企業が増えています。どのような1on1ミーティングが理想なのか、この記事では正しい1on1ミーティングの在り方についてご紹介します。

1on1ミーティングは「個別指導の塾」が理想?!

1on1ミーティングで上司という立場で発言をすると知らず知らずのうちに自分の経験談を話していて、気づかないうちに部下の話題からずれてただの”自分語り”になっていたり、ただの”自分ルールの押し付け”になっていたり、自分が良かれと思ってとった言動が部下のモチベーション低下を引き起こしていたりするのです。それを防ぐ為に1on1ミーティングの理想イメージでお勧めしたいのが「個別指導の塾」です。

よくある失敗は2つ

1on1ミーティングでありがちな失敗が2つあります。

①1on1ミーティングで本来主役であるはずの部下の話題ではなく自分の経験談を語っている
②コミュニケーションのみを目的として部下の雑談や愚痴聞きの場で終わってしまっている

自分はそんなことはない、1on1ミーティングがうまくいっていると思っている人ほど、実はこの傾向があります。それでも気づけない理由としたあるのは、1on1ミーティングは上司と部下だけの場なので客観的な視点が非常に入りにくいのです。その客観的な視点を取り入れる為に、システム導入で履歴を残し別の立場の人が意見を出すこともあるようですが、まずは1on1ミーティングの正しい方法を浸透をさせるのが最優先です。

1on1ミーティングの時は上司ではなく講師として

1on1ミーティングはコミュニケーションの場であると認識されていることが多いのですが、コミュニケーションだけを目的とするのは少しもったいないのです。1on1ミーティングは個別指導の場でもあります。
ただ、個別指導と聞くと通常の面談のように上司から部下へ伝えたいことを伝える場にしてしまう方も多いのですが、それは正しくありません。1on1ミーティングでの個別指導とは「個別指導の塾」をイメージしてください。個別指導の塾の講師が成績の悪い生徒に向かって「なんで出来なかったんだ」と声掛けをすることはまず、あり得ません。もちろん生徒はお客様の側面もありますが、生徒をお客様として褒め続ければ成績が上がるわけもありません。個別指導の塾には必ず指導があります。生徒がつまづいている学習課題を発見し、それに対して的確なアドバイスを行います。そして講師は能力の異なる生徒それぞれに合わせた指導をし、成績を上げる手伝いをします。

共通のゴール設定はあるほうがいい

1on1ミーティングの理想は「個別指導の塾」です。生徒を怒らない、講師が行ってきた学習方法を生徒に押し付けない、励ましつつも褒めるだけではなく個人に合わせた指導を行い、最終的なゴールは”成績を上げること”で、講師と生徒のゴールが共通している。これが1on1ミーティングの理想です。忙しい業務の合間を縫って1on1ミーティングをするのであれば、共通の目標を持っている方がお互いのやるべきことが見えてきます。
講師と生徒が成績向上、最終的なゴールが目指している学校へ入学することならば、上司と部下は業務効率化や売上向上、最終的なゴールは部下が目指しているキャリアプランの手助けなのではないでしょうか。部下が目的や目標を見失いそうになっていても、上司は目的や目標を明確にしつつ部下に考える機会を与え成長を促していく、それをできる時間が1on1ミーティングかもしれません。

マネジメントは1on1ミーティングから

正直、なぜここまで手間暇を掛けなくてはいけないのかと思われる方もきっといるのではないでしょうか。2:6:2の法則であるように、上位2割は「放置」で問題なく働けます。ただ、1on1ミーティングが必要ないのはたった2割です。中間6割は「教育」、下位2割は「認知」が必要なのです。それを補えるのが1on1ミーティングです。本当に、今の職場環境で問題がないのか、正しいコミュニケーションが取れているのかはぜひ、立場が上の人ほど真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

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「1on1ミーティング」体験型セミナー開催決定!

こんな方におすすめのセミナー

【対象者】経営者/人事/部門マネージャーの方
・若手社員や部下とのコミュニケーションが難しいと感じている方
・1on1を始めようと思っていても1on1と面談との違いがわからない方
・1on1の正しい進め方に不安がある方
・1on1は行っているものの成果が見えていない方

プログラム

・話が合わない理由は4つのタイプの違い?
・現場ですぐに実践できる!4つのタイプ別コミュニケーション
・これからの時代に求められるリーダーとは?
・個人と組織が成長する1on1ミーティングとは?
・自立型人財を育てる質問方法
・1on1を仕組み化するためには?
・Q&Aなど
・人事評価ツールのご紹介(評価ポイント、ヒョーカクラウド)

開催概要

人事評価システム*お問い合わせ数No.1の弊社がお届けする本セミナーでは4つのタイプ別に合わせたコミュニケーションを【体験型セミナー】として学んでいただきます。どのように部下に働きかければ良いのか、1on1に臨む姿勢や4つのタイプに応じた質問方法など“現場ですぐに実践できる1on1をご紹介”します。1on1の目的や意図に応じて事前に内容を組み立て、コーチングやティーチングスキルを学びながら効果的な関わり方を意識することができるようになることで、自身のマネージャとしての姿勢など、自分自身についての気づきも得られる内容です。

会場・日時・講師

会場
名貸し会議室 シアル
住 所〒231-0063 横浜市中区花咲町2-82貞華ビル
最寄り駅:JR・市営地下鉄「桜木町」徒歩7分
日時
・08月29日(木)13:00~17:00
・09月26日(木)13:00~17:00
・10月24日(木)13:00~17:00
・11月21日(木)13:00~17:00

講師
新谷 永海香
株式会社シーグリーン 人事コンサルタント兼研修講師 経営情報学修士(MBA)
国内大手半導体メーカに入社。海外拡販プロジェクトメンバーとして、東南アジア、南米、など10数国の現地アプリケーション開発を行う、LSI設計エンジニア。帰国後は、新規市場への参入とサプライチェーン構築のため上京。携帯電話、RF-ID、ETCなど無線市場への新規参入を果たした功績として、3年連続社長賞「金賞」受賞。以降、外資系半導体商社にて、技術動向をベースとした「テクノロジーマーケティング」による製品企画・新市場参入に成功。日本法人発の社長賞「新規開拓賞」を受賞し、マーケティングスペシャリストへの転身を果たす。「女性のキャリア転職特集」による、テレビ出演、雑誌などのメディア掲載による反響後、ミッション型契約にて、創業期のベンチャー企業で戦略採用と組織設計を行う。結果、2年半で社員数5.7倍、売上高12.5倍を達成。今年度からは、株式会社シーグリーンにて人事コンサルタントに従事。自身でモチベーションが維持できる「自律型人材」の育成を目指し奮闘中。