評価システム導入がIT導入補助金でお得に実現!プランや申請方法も紹介

【この記事がオススメな人】
・人事評価システムの導入や評価制度の見直しをしたいが、予算面がネックで実行に至っていない
・評価制度をシステム化・効率化したい
・自社がIT導入補助金の適用条件に当てはまるか分からない
・補助金の申請フローや手続きが不安

人事評価の構築・運用にIT導入補助金を活用できるって本当?

人事評価の構築や運用でお悩みの方、「IT導入補助金」をご存じですか?

IT導入補助金とは、企業が「業務効率化に役立つITツール」を購入する際に、購入費の一部を国から補助してもらえる制度です。

人事評価の構築や運用でお悩みの方は、システム導入や運用サポートでも活用可能です。

「評価制度を紙やExcelで管理しているものの、集計に時間がかかる」
「人事評価制度をイチから構築したいが、どこから手を付けたらよいか分からない」

こうしたお悩みを抱える方は、IT導入補助金を活用し、人事評価システムや制度の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

また当記事では、IT導入補助金の利用条件をはじめ、実際の企業事例などを紹介するので、補助金について気になる担当者様はぜひ参考にしてください。

そもそもIT導入補助金とは?

先述の通り【IT導入補助金】とは、企業が「業務効率化に役立つITツール」を購入する際に、購入費の一部を国から補助してもらえる制度です。

人事評価システム、会計システム、タレントマネジメントシステムなど、幅広いITツールが対象です。(※条件は後述します。)

制度内容は毎年少しずつ変化しており、2023年度では、以下4種類のIT導入補助金が用意されています。

1、通常枠
(A、B類型)
生産性向上を目的としたITツール購入に使える、一般的な枠
2、セキュリティ対策推進枠サイバーセキュリティ対策の強化を目的とした、ITツール購入者向けの枠
3、デジタル化基盤導入枠/デジタル基盤導入類型生産性向上を目的としたITツール購入に加え、ハードウェアの購入も視野に入れた枠
4、デジタル化基盤導入枠/複数社連携IT導入類型複数の中小事業者が連携し、ITツールを導入するための枠
(※前述の3種とは制度的に異なる部分がある)

※参照サイト:一般社団法人サービスデザイン推進協議会(※中小企業庁より委託)
https://www.it-hojo.jp/

IT導入補助金を利用できる4つの条件とは?

IT導入補助金は、ITツールを購入する企業であっても、必ず利用できるとは限りません。

ここでは、主な4つの条件を紹介します。

(※種類によってさらなる条件が定められているため、詳しい情報はIT導入補助金の事務局にご確認ください。)

1、中小企業または小規模事業者である

IT導入補助金の申請対象者は、中小企業基本法で定める「中小企業」または「小規模事業者」と限定されています。

中小企業基本法では、従業員数や資本金額で「中小企業または小規模事業者か?」を判断します。

~中小企業、小規模事業者の例~

業種分類中小企業者の定義
製造業その他資本金が3億円以下、または常時使用する従業員が300人以下
卸売業資本金が1億円以下、または常時使用する従業員が100人以下
小売業資本金が5千万円以下、または常時使用する従業員が50人以下
サービス業資本金が5千万円以下、または常時使用する従業員が100人以下

※参照サイト:中小企業庁
https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

また、個人事業主・医療法人・学校法人・社会福祉法人などもIT導入補助金の対象です。

2、日本国内で事業をおこなう

IT導入補助金は、日本国内で事業をおこなう事業者が対象です。

具体的には、IT導入補助金の申請時に「日本国内で法人登記」されており、日本国内で自業務をおこなう法人や企業を指します。

日本国内で事業を営む個人事業主も、条件を満たせば対象です。

3、労働生産性の目標計画を提出(※通常枠の場合)

通常枠A・Bを希望する場合、労働生産性の目標計画を提出する必要があります。

補助事業をスタートしてから、労働生産性が以下の数値でアップするよう、計画を立てなければいけません。

・1年後の伸び率…3%以上(※過去3年間に、類似の補助金を受けた場合には4%以上)
・3年後の伸び率…9%以上(※過去3年間に、類似の補助金を受けた場合には12%以上)

自社が補助金の対象かわからない場合には、まず無料診断からお試しください。

シーグリーンでIT導入補助金を活用するメリット

株式会社シーグリーンでは、人事評価に関する各種システムの提供・運営サポートを行なっています。

同社の製品・サービスは、

  • 人事評価システム部門において、確かな実績を保持
  • 評価制度のスピード導入が可能
  • 低コストでの導入・運用
  • 充実したサポート体制

といった強みを持ちます。

またシーグリーンの各種システム・サービスに対し、IT導入補助金を活用するメリットは、以下の通りです。

1、300社以上に採用された人事評価システム

シーグリーンの人事評価システム「ヒョーカクラウド」は、これまでに300社以上、約500事業所での導入実績をもちます。

また、ITトレンド発表の「人事評価システム年間ランキング」において、5年連続1位を獲得
製品・サービス内容は、満足できる内容だと自負しております。

しかし、費用面がネックで導入を迷われた方もいるのではないでしょうか?

IT導入補助金を活用すれば、多くのクライアント様から支持される自社の製品・サービスが、お得に利用できます。

2、システム導入だけでなく、運用サポートまで補助金が使える

シーグリーンでは人事評価システムの導入はもちろんのこと、運用サポートまで実施しています。
専任のスタッフが一からシステム内容を構築し、運用後のお困りごとにも親身に対応する点が特徴です。

IT導入補助金の対象は「システム導入分のみ」だと思うかもしれません。

実は、運用サポートも補助金対象であるため、IT補助金を活用することで手厚い運用サポートもお得に利用できます。

3、申請手続きサポート付きで安心

補助金申請について、「煩雑な手続きが必要でしょ?」や「面倒な作業を考えると腰が重い」と考える方も多いでしょう。

IT導入補助金に限らず、補助金の申請には多大な時間・労力を費やすのも事実です。

シーグリーンのサービスをご利用頂くクライアント様には、IT導入補助金の申請手続きについても、手厚くサポートをさせて頂きます。

「煩雑な手続きが楽になるのであればIT導入補助金を使ってみたい」
「人事評価システムを導入したいけれど、費用面がネックだった」

こうした考えの担当者様は、シーグリーンにまずはご相談ください。

IT導入補助金で使えるシーグリーンのサービス

ここでは、IT導入補助金が活用できる「シーグリーンのサービス」を紹介します。

①ヒョーカクラウド

ヒョーカクラウドは、Excelなどで管理していた人事評価を一元管理し、業務効率アップが実現する「クラウドタイプの人事評価システム」です。

MBO評価、コンピテンシー評価といった各種評価の実施はもちろんのこと、データ分析なども自動化できます。

担当者にかかっていた負担を大幅に削減できるでしょう。

シンプルで誰でも簡単に操作できる画面設計も、多くの方に支持されるポイントです。

②評価ポイント

評価ポイントは、リアルタイム評価を実施し、社員のモチベーションアップを実現する「クラウドタイプの人事評価システム」です。

先述のヒョーカクラウドとの違いは、以下の通り。

  • 常にリアルタイムで評価する
  • スタッフ同士で評価しあえる

相手の行動に対し「いいね」と思ったら、ポイント付与で感謝を伝えられます。
溜まったポイントは、福利厚生などに活用できるため、モチベーションアップが期待できます。

③評価制度構築フルサポート

評価制度構築フルサポートは、人事評価制度の構築から運用まで、トータルサポートをする総合パッケージです。

シーグリーンは、1000件以上の評価項目シートから得たノウハウをもとに、業種別・従業員規模別に最適な評価制度のサンプルを独自で作成しております。

そのため、導入までがスピーディで且つ他社よりも低価格に評価制度を構築できることが特徴です。

専任の担当者がいない組織や、専任の担当者がいるものの「評価制度の整備・運用まで手が回らない」「プロに見直してほしい」と考える企業様にオススメです。

【事例紹介】人事評価システムを導入し業務改善が実現

ここでは、IT導入補助金対象となる【株式会社シーグリーンの人事評価システム】を導入し、業務改善が実現した例を紹介します。

事例1:製造・販売部門での活用

加工・販売事業をおこなうA社様。

今まで代理店での販売に頼っていたため、利益率が低いことが悩みの種でした。
新規顧客の獲得・利益拡大にむけて社員一丸となって取り組みたいと考え、評価制度を改変することに。

そこで、リアルタイム評価ができる「評価ポイント」を導入します。A社は、評価ポイント内に「社内改善提案の提出」の項目も盛り込むことにしました。

その結果、従業員から「ホームページのレイアウト変更案」があがり、以下のような対策を講じます。

  • 動画紹介
  • 製品の強みを訴求
  • 資料請求&問合わせボタンを設置

ホームページ改善後、一か月間で新規の資料請求が3倍に増え、最終的には目標受注台数を達成しました。

またA社では、評価にもとづくミーティングの実施など「コミュニケーションをとること」にもつながり、現場が活性化し社員同士の絆が深まっています。

事例2:サービス部門での活用

Saas事業を展開するB社様。

同社では、バックオフィス部門の社員は「直接売り上げに関与しないため、モチベーションアップが難しい」と感じていました。

またバックオフィス部門は「ミスを犯さないようにしよう」や「手続きの納期は守ろう」といった減点方式の評価になりがちで、加点の機会が少ないことも特徴です。

そのため、B社では「モチベーションアップがかない、加点方式につながるような人事評価システム」を探していました。結果として、株式会社シーグリーンの評価システム「評価ポイント」を導入することにします。

評価ポイントは、仕事の些細な出来事もリアルタイムで評価できるため、バックオフィス部門の社員がもつ承認欲求を満たしてくれます。

結果として、対象社員のモチベーションが格段にアップし、業績もあがるという好循環が生まれました。

事例3:製造・販売部門での活用

製造・販売業を行なうC社様。

グループ会社が数社存在します。
以前から評価制度を実施していたものの、評価制度は各社に任せていました。

しかし経営の見直しによって、C社がグループ会社すべての評価を取りまとめることになりました。

バラバラに設計されたExcelシートの煩雑な集計を容易にすべく、人事評価システムを検討します。

同時に、業務効率化とセキュリティ強化もしたいと考え、人事評価システム「ヒョーカクラウド」を導入することになりました。

結果として、グループ会社の煩雑なデータを一元化し、扱いやすく整えることに成功。
各種の組織編制にあわせ、評価項目を設定でき、適切な評価も実施できるようになりました。

あわせて評価担当者の業務効率化、社員のモチベーションアップも実現しました。

事例4:介護・看護部門での活用

訪問介護事業・保育園・フィットネス事業を展開するD社様。

同社では、人事考課の評価指標として評価制度を導入したいと考えていました。

しかし、「評価」という言葉に固いイメージをもち、敬遠するスタッフもいることから、身近な行動をポイントとして評価できる「評価ポイント」を導入することにします。

「自らの行動がポイント付与され、すぐにカタチとして反映される」ため、スタッフから好評です。またモチベーションアップが実現し、事業所の成長にもつながっています。

たとえば運営する保育園では、園児が給食を完食すると、栄養士にポイントが付与される仕組みをとっています。その結果、「栄養面を考慮しつつ、園児が美味しく食べてくれる方法」をスタッフ間で考えるようになり、チーム活性化につながりました。

園児が家庭の食事も積極的に食べるようになり、保護者からの「喜びの言葉」が、スタッフのモチベーションアップをさらに掻き立てます。

人事評価システムの導入で実現すること

人事評価システムを導入すると、さまざまなよいことが実現します。

なかでも「業務改善」につながる主な内容は、以下の通りです。

評価担当者の負担減

人事評価システムを導入すると、評価に関する一連の出来事を一箇所に集約できます。

一元化によって、評価担当者は共通の場所を見るため、データを探す時間が減ります
システムによっては、評価結果を蓄積・分析できるため、評価の有効性などもわかるでしょう。

さらに、人事評価に関する課題も明確になるため、「なぜ評価がうまくいかないのか?」と悩む時間も減ります。

こうした「評価担当者の負担減」によって、本来の業務に時間を費やすことが可能です。

社員満足度向上で離職率改善

人事評価システムは、会社のビジョンや経営目標の達成をゴールとし、評価項目はゴールを達成するためのプロセスとして設計されます。

適切に設計され「システム化」された仕組みを活用すると、評価担当者の主観が入りにくく、公平な結果を導きやすくなるでしょう。

公平な評価結果は社員の満足度を高め、モチベーションやエンゲージメントの向上につながり、離職率低下にも直結します。

人材育成で生産性アップ

人事評価システムを使うと、人材育成にも役立ちます。

評価結果を見ることで、各自の「特性」や「得意・不得意」がわかるため、適切なマネジメントができるからです。

また、自己評価と実際の評価を比較すると、自分の克服すべき課題がわかります。
課題を克服やカバーする行動をとれるため、こうした面も人材育成に寄与します。

人材育成が実現すればチームの生産性が増し、各チームの生産性が増せば、企業全体の生産性アップができるでしょう。

IT導入補助金の申請フロー

IT導入補助金の申請フローは、どういった流れなのでしょうか?

ポイントでまとめると、以下の通りです。

1、導入したいITツール・サービスを決定
2、補助金申請の申し込み(書類提出、電子申請)
3、補助金申請が受理される
4、ITツール・サービスを契約・支払
5、ITツール・サービスの実施状況・実施実績の報告
6、補助金入金(実施状況・実施実績の報告から約1か月後)

詳細は、下図を参考にしてください。

上記のような作業・対応をできる自信がなくても大丈夫です。

当社では書類の書き方をはじめ、申請方法のレクチャーや補助金が入金されるまで、手厚くサポートいたします。詳しくはお問い合わせください。

(補助金は、契約から約1か月半~2か月ほどで入金されます。)

補助対象診断でオススメプランをチェック!

人事評価制度は企業体制を整える要であり、離職率改善や生産性アップといった多くのメリットをもたらします。

株式会社シーグリーンの人事評価制度ツールは、IT導入補助金の対象であり、同制度を使うことでお得に活用できるでしょう。

以下の無料診断を実施すると、自社が「IT導入補助金の対象か?」がわかります。

入力項目は業種・従業員規模などを入力するだけなので、ぜひチェックしてみてください。