優秀な社員が辞める会社の特徴4選!退職を見抜く質問、対策について

優秀な社員が辞める会社には、離職につながる特徴があります。

状況を改善できなければ、この先に優秀な社員を採用できたとしても、結局同じこと(=退職)の繰り返しです。定着しない状況がつづくと、会社は採用業務に追われてしまい、本来の業務に力を注げません。

そこで当記事では、優秀な社員が辞める会社の特徴を紹介したうえで、対策方法を解説します。
社員の退職意思を見抜く質問も紹介するので、あわせてチェックしてください。

「優秀な社員を辞めさせたくない」
「退職意思を見抜いて、離職を防ぎたい」

こうしたお悩みを抱える企業様は、要チェックです。

優秀な社員が辞めるとどうなる?

優秀な社員が辞めると、以下の状況に陥ります。

時間と金銭的なコストがかかる

優秀な社員が辞めると、時間と金銭的なコストがかかります。

なぜなら、新たな人を採用したり他部署から人を充当させるために、労力が発生するからです。

~時間的なコスト(例)~
・新たな社員の採用にかける時間
・自社内から代わりの人を見つける時間
~金銭的なコスト(例)~
・採用担当者の人件費
・求人サイトや転職エージェントの利用料

株式会社リクルート発表の「就職白書2020」によると、1人あたりの採用にかかる金銭的コストは以下の通りです。

・新卒社員:93.6万円
・中途社員:103.3万円

参照:就職白書2020
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/hakusyo2020_01-48_up-1.pdf

つまり1人の社員が辞めると、およそ100万円の採用コストがムダになります。

ほかの社員も退職する可能性が高まる

優秀な社員が辞めると、ほかの社員も退職する可能性が高まります。

辞めた社員が「優秀」であると、一般的な社員の退職よりも、ダメージを受ける範囲が広いでしょう。そのため、ダメージ範囲を補充すべく、ほかの社員への負担が大きくなりがちです。

負担をそのままにすると、業務量過多といったしわ寄せによって、ほかの社員も退職する可能性が高まります。

すると企業は「採用」や「補填」に力を注がざるを得ず、売り上げアップや生産性向上といった話どころではなくなるでしょう。

優秀な社員が辞める会社の特徴4選

優秀な社員が辞める会社には、以下のような特徴があります。

成長を実感できない

1つ目は、成長を実感できないことです。

成長を実感できないとは、「社員がさらなる高みを目指せない」状況を指します。

優秀な社員は常に「成長したい」と考えており、現状維持を良しとは思いません。

会社が「成長するためのステップ」を用意できない場合には、優秀な社員からすると物足りなく、離職につながります。

労働環境が整っていない

2つ目は、労働環境が整っていないことです。

労働環境とは社員をとりまく環境のことで、オフィス環境、労働時間などを指します。

労働環境が整っていないとストレスがたまりやすく、プライベートとの両立もむずかしくなりがちです。

優秀な社員であれば、労働環境が整っていない環境にこだわる必要はありません。

そのため、環境が整っている企業を見つけたら転職してしまいます。

仕事の分配が偏っている

3つ目は、仕事の分配が偏っていることです。

仕事の分配が偏るとは、人によって業務量や責任の大きさが違う状況を指します。

優秀な社員は業務を効率的にこなせるため、会社も期待してしまい、つい色々な仕事を任せがちです。

しかし期待とは裏腹に、会社と従業員の間にギャップが生じるケースが多く見受けられます。

さまざまな仕事を任せたとしても、「従業員の希望」と「会社の期待」が一致すれば、支障はありません。問題は、従業員と会社の思いにギャップが生じた時です。

以下にギャップの例を挙げます。

有能なアルバイトのAさん。

どのような仕事もそつなくこなせるため、雇用者は「Aさんを社員として迎え、さまざまな仕事を任せられる管理者にしたい」と考えました。
しかしAさんは、趣味の時間を充実させるために、あえてアルバイトの道を選んでいたのです。

雇用者の期待を重荷に感じたAさんは、仕事そのものは楽しかったものの、退職の道を選んでしまいました。

例のように、従業員と会社の思いに「ギャップが生じている」と気づかず、辞められてしまうケースは多く見受けられます。

評価制度が整っていない

4つ目は、評価制度が整っていないことです。

評価制度が整っていないとは、以下を指します。

・そもそも評価制度が存在しない
・評価制度は存在するが、評価基準が設けられていない
・評価制度が複雑すぎて形骸化している

評価基準が整っていないと、社員の頑張りを正しく評価できないため、不公平さにつながります。

優秀な社員であれば、他者より評価されて当然です。

しかし評価制度が整っておらず、正当に頑張りを評価されない場合には、「評価してくれる会社に転職したい」と考えます。

退職の予兆を見抜く質問例

つづいて、「退職の予兆を見抜く質問例」を紹介します。

実際に質問をする際の参考にしてください。

最近、仕事はどう?

「最近、仕事はどう?」というシンプルかつ漠然とした質問は、予兆を見抜きやすい質問です。

なぜなら、「漠然とした質問にきちんと答えてくれるか?」で、会社への信頼度がわかるからです。

見切りをつけたい会社には、回答すること自体が面倒なため、「問題ないですよ」といった回答が返ってきます。

「実は不満があって、、」などと話してくれれば、完全には見切りをつけていません。
相談に対して、真剣に向き合いましょう。

元気が無さそうだけれど、何かあった?

「元気が無さそうだけれど、何かあった?」という質問は、実際に元気が無さそうな人に使います。

リアルな変化を指摘することで、心のうちを話してくれるケースがあります。

「とくに何もないですよ」などと回答があれば、見切りをつけているかもしれません。

全員に聞いているけれど、会社をよくするには何が足りないかな?

「全員に聞いているけれど、会社をよくするには何が足りないかな?」という質問は、実際に【全員に聞く】点がポイントです。

自分だけに質問しているとわかれば、会社に対して警戒する可能性があるからです。

質問に対する回答が「今のままで大丈夫です」や「回答する立場にないです」といった明確な回答をさける場合には、離職を考えているかもしれません。

優秀な社員の退職を防ぎ、満足度を向上させる対策とは?

離職率の多い環境を改善するには、原因であるマイナス要因の排除は大切です。

しかし、排除するだけでは離職を止められません。
離職を防ぐポイントは、満足度の向上です。

そのため、優秀な社員の退職を防止すべく、満足度を向上させるための対策を紹介します。

エンゲージメントサーベイで従業員満足度を知る

まずは、エンゲージメントサーベイで従業員満足度を知ることが大切です。

現状の従業員満足度を知ることで「企業と従業員におけるギャップの度合い」や「実施すべき対策」がわかります。

エンゲージメントサーベイとは、「会社が社員の満足度を知る」ために行う調査手法です。

アンケートを定期的に実施するため、社員の本音を知るのに役立ちます。
本音を知り従業員満足度がわかれば、自社の行うべき対策が見えてきます。

主な対策例をつづけて紹介するので、あわせてチェックしてください。

成長の実感ができる環境を用意する

2つ目は、成長の実感ができる環境を用意することです。

なぜなら「この会社にいると成長できる」と思ってもらえれば、定着につながるからです。

とはいえ、個人の状況や目的によって何を成長とするかは異なるため、詳細のヒアリングはかかせません。

成長の実感ができる環境を用意するには、さまざまな経験ができる組織づくりや、研修の充実などが挙げられます。

労働環境を整える

3つ目は、労働環境を整えることです。

労働環境を整えるには、オフィス環境、労働時間、人間関係などを注視するとよいでしょう。

オフィス環境であれば、レイアウト変更をはじめ、機器の充実なども検討します。
またテレワークへの対応といった「多様な働き方への対応」を考慮してもよいでしょう。

労働時間に関しては、社員の就労状況や休みの取得実績などを調べ「ストレスのたまりやすい状況ではないか?」を考えます。

人間関係であれば、コミュニケーションを取れる環境づくりや、適材適所への配置がオススメです。

各自の業務量を見直す

4つ目は、各自の業務量を見直すことです。

社員の業務量をチェックし、優秀な人に仕事が偏りすぎている場合には、ほかの人にもわりふります。

場合によっては、新たな人材を採用して人を増やすのもアリでしょう。

優秀な社員の「負担になっている業務」を見直すにとどまらず、本人の希望に応じた業務を割り振ることで、満足度アップの可能性が高まります。

評価基準を整える

5つ目は、評価基準を整えることです。

評価制度が存在しても、評価基準がバラバラであったり、評価項目が多すぎて複雑化している場合には整備が必要です。

同時に「会社や時代背景にあった内容か?」についても精査しましょう。

評価基準が整えば、評価に対する満足度がアップするため、従業員満足度が向上します。

まとめ

優秀な社員を辞めさせないためには、労働環境や評価制度の整備、業務量の見直し、成長できる環境の提供が大切です。

また優秀な社員はもちろんのこと、全社員の満足度を知ることで、ベストな対策が実行できます。

ヒョーカクラウドは、「エンゲージメントサーベイ」機能が搭載された評価システム。
エンゲージメントサーベイと評価機能を一緒に使えるため、従業員満足度と評価結果を比較しながら、適切な対策を実現できます。

優秀な社員を辞めさせたくない企業様は、離職防止に役立つ「適切な評価」と「エンゲージメントサーベイ」を利用できるヒョーカクラウドをお試しください。

人事評価システム第1位【人事評価構築パッケージ】|株式会社シーグリーン

人事評価制度の作成でお悩みの方におすすめ

【令和版】評価制度の作り方
【令和版】評価制度の作り方

この資料で分かること

  • 今、人事評価制度を作る必要性
  • 人事評価制度 タイプ別メリット・デメリット
  • 評価項目サンプル